世界初、猫の腎臓病リスクに挑むプラントベース発酵ドリンク「COZY MILK CAT」の開発を目指して共同研究開始。猫の腎臓病ケアの常識を変える取組みへ。

Food Curate Lab ✕ 東京農大で2025年7月スタート。~日本発のペットヘルスイノベーションをラスベガスで初披露予定~

引用元:PR TIMES
リリース発行企業:FCL

「世界中のおいしいを、あたらしく。」をミッションとするFood Curate Lab株式会社(フードキュレートラボ株式会社、本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:齊藤 康平、以下「当社」)は、猫にとって最大の健康課題の一つである慢性腎臓病(CKD)。猫の腎臓病リスクに挑むプラントベース発酵ドリンク「COZY MILK CAT」の開発に乗り出します。

このたび、東京農業大学 応用生物科学部の数岡孝和教授(機能性素材研究)との共同研究を2025年7月1日より正式に開始いたします。本研究では、猫の嗜好性を損なうことなく、自然な水分摂取を促し、腎臓の健康維持に寄与する世界初の猫用発酵ドリンクの開発を目指します。

さらに、共同研究の第一弾成果として、2025年8月にアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大級のペット業界展示会「SuperZoo 2025」にて、本プロジェクトの発表とプロトタイプの初公開を予定しています。

※「世界初の猫専用プラントベース発酵ドリンク」は当社調べ

■【プロジェクト概要】

プロジェクト名:猫用機能性水分補給ドリンク研究開発プロジェクト

共同研究開始日:2025年7月1日

研究機関:東京農業大学 応用生物科学部 数岡孝和教授

初回発表予定:Super Zoo 2025(2025年8月、米国ラスベガス)

開発の目的:猫の腎臓病予防を視野に入れた水分補給促進発酵ドリンクの実用化

開発の内容:麹甘酒をベースに、発酵を活用しながら、猫の嗜好性を担保しつつ体に負担が少なく、水分補給ができるドリンクの開発を行う。

■【参考】

•Food Curate Lab公式サイト:https://foodcuratelab.com/

•東京農業大学 数岡孝和教授プロフィール:https://dbs.nodai.ac.jp/html/389_ja.html

•SuperZoo公式サイト:https://www.superzoo.org/

■猫の腎臓病は深刻な課題

現代の猫にとって、**腎臓病(慢性腎臓病:CKD)**は避けて通れない健康課題となっています。近年の調査では、猫の約3頭に1頭が生涯のうちに腎臓病を発症すると報告されており、特に高齢化が進む中で、15歳以上の猫の約30~50%がこの病気を抱えているというデータもあり、猫の主要な死因の一つとして知られています。

しかしこの病気の本当の問題は、「気づきにくさ」と「予防の難しさ」にあります。

猫のCKDは初期段階ではほとんど症状が現れず、飼い主が異変に気づく頃にはすでに進行していることが少なくありません。また、日常的にドライフードを主食とする猫は水分摂取が不足しやすく、腎臓に慢性的な負担をかけているケースも多いのが現状です。

本来、猫は砂漠地帯出身の動物であり、水をあまり飲まない習性があります。そのため、日々の生活の中で十分な水分補給を促す工夫が重要ですが、現状ではその対策が不十分な飼育環境も少なくありません。

また、治療は長期間にわたり、特別療法食や皮下点滴、投薬、定期的な血液検査などを必要とし、飼い主にとっても経済的・精神的な負担が大きいのが実情です。さらに、国や地域によっては適切な動物医療へのアクセスが難しい場合もあり、対応に地域格差が生じています。

このように、猫の腎臓病は世界中の飼い主と猫が抱える深刻な課題でありながら、十分な啓発・研究・製品開発が追いついていないのが現状です。

■なぜ猫向けのドリンクを開発するのか

当社も元々は犬向けのドリンクとしてCOZY MILKを開発、販売していました。

この商品を市場に出すと、様々な方面から「猫向けのドリンクは作らないのか?」というお声をいただきました。私たちが予想していた以上に、愛猫家が猫に水分補給をさせてあげたい、というニーズが強いことが判明したのです。

COZY MILKは猫も安心して飲むことができるドリンクではあるのですが、犬と違い、猫の飲みつき率が非常に低く、お勧めできる状態ではありませんでした。

そこで私たちは、猫にとっても体に良いCOZY MILKの良さは残しつつ、猫の嗜好性を高く担保できるドリンクの開発に踏み切ることにしました。

■2025年3月26日~28日に出展したフロリダでのGlobal Pet Expoの様子

当社は本年3月26日から3日間に渡り開催されたGlobal Pet Expoへ出展し、多くの反響を得てまいりました。2025年6月には米国法人の設立を予定しており、同年夏頃から本格的に米国での展開をスタートする予定です。日本国内ではペテモ幕張新都心店における取組みを皮切りに、水分補給のマーケットを創り上げていきます。

■拡大する世界のペットフード市場

ペットフードの世界市場に関する調査報告書によると、2023年の市場規模は1,926億米ドル(約29兆円)でした。同市場は2024年から2033年にかけて年平均成長率8.6%、2033年末までに3,517億米ドル(約52兆円)の市場規模を創出すると予測されています。※1

また、犬の飼育頭数は約4.7億頭、猫は約3.7億頭と推定されており、今後もペットの家族化が進むと共に更に拡大する見込みになっています。

※1: https://www.kdmarketinsights.jp/report-analysis/pet-food-market/350

※2: https://www.statista.com/statistics/1044386/dog-and-cat-pet-population-worldwide/

一方で、日本のペットフード市場は2022年時点で6,482億円※3、愛犬の飼育頭数は2024年時点約670万頭、愛猫は約910万頭と推定されております。※4

※3: https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3568

※4: https://media.equall.jp/archives/15331

■COZY MILK(コージーミルク)とは

コージーミルクは、金沢で創業約 400 年の老舗である株式会社福光屋と、犬が安心して飲めるドリンクとして共同開発した、高品質の麹甘酒です。

麴甘酒は、日本では江戸時代からエナジードリンクとして愛されてきた伝統的な発酵飲料であり、「飲む点滴」とも言われるこの飲料は愛犬にとっても栄養価が高く、吸収効率も良いため健康維持にも最適です。

また、これまで5,000頭以上の犬に試飲をしてもらい、80%以上の高確率で飲みつきが良い結果が出ており(当社調べ)、まさに犬向けの健康飲料として適したものであると考えています。

そしてこの発酵飲料が本当に健康維持に適しているかどうかを医学的にも証明するために、アメリカの獣医師と組み、腸内環境ケアで優位性があるかどうかのエビデンス取得も進めています。

この日本の伝統飲料を武器に、世界の4.7億頭の犬をより健康にすべく、そしてこれからは3.7億頭の猫も健康にすべく、まずはアメリカから“ペットドリンク”カテゴリー創出を目指しています。

2024年2月20日に福光屋との業務提携を発表。

■愛犬とCOZY MILKカフェやご自宅でCOZY MILKを楽しむ風景

中目黒フナイリバのイベントスペースでお出店風景

ご自宅でCOZY MILKを楽しんで頂いている姿

■Food Curate Lab(フードキュレートラボ) 株式会社について

Food Curate Lab株式会社は、「世界中のおいしいを、あたらしく。」をミッションとして、食を通じて、発酵のチカラを使い、「あたらしいおいしさ」という価値観を作って、楽しい未来をつくっていこうと活動している食品メーカーです。

その中で、愛犬も人間も垣根なく食事を楽しむことができるドリンクやフードを提供し、動物たちが家族のようにいることのできる環境を目指しています。ペットフードの世界での市場は約29兆円(2024年)で、さまざまな種類のペットフードが開発され、愛するペットがペットオーナーと共に生活をしています。

固形のフードは数多く世の中にあるものの、愛犬向けのドリンクは数えるほどしかありません。「水分補給は水」という考えが世の中に広がっている中で、フードや人の飲み物のように多様化した健康的な飲み物を愛犬にも与えたい。そういう思いで、当社は動物の種を超えて口にすることのできるフードの開発に取り組む「Diversity Food事業」を創設し、愛犬向けのドリンクの開発/販売を行っています。

2025年3月FUNNDINOによる資金調達を実施。開始から3日間で上限募集緊縛の3,000万円に達し、海外展開を見据え進んでまいります。

FUNNDINOで実施した際の募集ページ。

FUNDINNO
〈米国で注目〉ユニコーン企業出身の精鋭がペット業界に新風を。“飲む点滴”で疾患ゼロを目指す「Food Curat... 企業の特徴・強み ユニコーン企業NEXT MEATS出身者や、海外での豊富な事業展開の経験を持つ経営チームが集結 ドライフードが引き起こす健康被害や水分不足に着目。「飲む...

◼️ 会社概要

【Food Curate Lab株式会社】

社名:Food Curate Lab株式会社 https://www.foodcuratelab.com/ 設立:2023年8月 代表者:代表取締役CEO 齊藤 康平 本社所在地:東京都目黒区中目黒1丁目11 番18 号 フナイリバタテモノ

資本金:2,287万円

事業内容:

(1)プラントベース(植物由来の原材料)を用いた食料品、飲料品の研究、企画・開発及び製造・販売

(2)プラントベース(植物由来の原材料)を用いたペットフードの研究、企画・開発及び製造・販売

(3)プラントベース(植物由来の原材料)を用いた食料品、飲料品に関するコンサルティング及び商品のプロデュース

(4)飲食店 キッチンカーを含む の企画・運営

(5)イベントの企画及び運営

(6)飲食店のプロデュース及びコンサルティング

(7)前各号に附帯関連する一切の事業

≪本件に関するお問い合わせ≫

Food Curate Lab株式会社 PR事務局

担当:清水(しみず)

Email:info@foodcuratelab.com

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